第73回|GLAY「I am xxx」歌詞考察|“私は私である”と受け入れるための愛と破壊

GLAY

「I am xxx」は、2009年5月25日にリリースされたGLAYの41枚目のシングルです。

メジャーデビュー曲「RAIN」と同じ日付、15周年という節目に発表された楽曲でもあります。

作詞・作曲はTAKUROさん。

この曲は一見すると恋愛の歌に見えますが、その本質は

👉 “自分とは何か”という問い

そして、

👉 それを受け入れるための痛み

を描いた作品です。

■“違う自分”への願望

違う私で目覚めて来るから

人は誰しも思う。

  • 違う自分になりたい
  • やり直したい

👉 自己否定から始まる感情

■時代を越える愛

違う時代に同じ場所で 私をどうか愛して欲しい

これは単なるロマンではない。

👉 “今の自分では愛されない”という前提

だからこそ、

👉 別の自分なら…という願い

■守りたいもの

あの空を 汚す事など許せはしない

ここには強い意思がある。

  • 自分は汚れてもいい
  • でも大切なものは守りたい

👉 矛盾した純粋さ

■行けない場所

示す場所には多分行けない

理想があるのに、そこに行けない。

  • 自分の性
  • 自分の本質

👉 変えられない自分への絶望

■壊れることを前提にした愛

抱きしめ合えば壊してしまうと

この恋は最初から分かっている。

👉 近づけば壊れる

それでも、

👉 進む

■“悪になる”という選択

2人は悪になると誓うから

ここがこの曲の大きな特徴。

普通は“正しくありたい”と願う。

でもこの曲は違う。

👉 愛のために、あえて堕ちる

■黒い涙

黒い涙さえ乾かぬうちに

涙は本来“透明”。

それが黒いということは、

👉 感情が濁っている状態

  • 後悔
  • 罪悪感
  • 苦しみ

■自己受容

私は私 受け入れたいのだ

ここでようやく核心が出る。

この曲はずっと

👉 自分を否定していた

でも最終的には、

👉 受け入れたい

■汚れてしまったという認識

汚れてしまった

この言葉は重い。

  • 純粋ではいられなかった
  • 理想通りに生きられなかった

👉 それでも生きている

■孤独の肯定

千の孤独さえ 優しい痛み

普通なら避けたい孤独。

でもこの曲では、

👉 それすら受け入れる

■飛べない翼

重い翼で 飛び立ちたいのだ

軽くは飛べない。

  • 過去
  • 感情

それらを背負ったまま、

👉 それでも飛ぼうとする

■“I am xxx”の意味

このタイトルが全て。

xxxは

👉 未完成

👉 定義できない自分

つまり、

👉 私はまだ“何者でもない”

でも同時に、

👉 それでも私は私だ

■まとめ

「I am xxx」は、

  • 自己否定
  • 愛の破壊性
  • 罪と受容
  • 孤独

を描いた楽曲です。

そしてその本質は、

👉 “不完全なままの自分を受け入れること”


あなたは“今の自分”を、そのまま受け入れられていますか?それとも、まだ否定し続けていますか?

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