第61回|GLAY「逢いたい気持ち」歌詞考察|忘れられない愛と、心に残り続ける“道標”

GLAY

「逢いたい気持ち」は、2002年7月31日にリリースされたGLAYの27枚目のシングルです。

テレビ朝日系ドラマ『サトラレ』の主題歌としても知られています。

同年にリリースされた

「Way of Difference」

「またここであいましょう」

と並び、いわゆる“逢いたい三部作”の一つとして語られることも多い楽曲です。

作詞・作曲はTAKUROさん。

この曲では、過去の恋を引きずりながらも前に進もうとする、大人の切ない愛情が描かれています。

■忘れられない想い

逢いたい気持ちがため息に溶けてゆく 愛しい人は思い出のままで

この冒頭から、すでに結末は見えています。

この恋は終わっている。

それでも、想いは消えない。

「逢いたい気持ち」がため息になるという表現は、

どうにもできない感情を象徴しているように感じます。

■時間だけが過ぎていく

あれからいくつかの恋もしました あなた以上にシビれられない

人は別れた後も、新しい恋をすることがあります。

しかし本当に深く愛した相手は、

簡単に上書きされることはない。

この歌詞は、そんな

“比較してしまう恋”の残酷さを描いています。

■愛は弱さにもなる

愛した分だけ弱さになる

この一行は、この曲の核心です。

愛することで人は強くなるとも言われますが、

同時に、失った時には大きな弱さにもなる。

この曲は、その両面を正直に描いています。

■理想と現実のすれ違い

求められてた男らしさと ふとのぞかせる女らしさが

ここには、男女の関係の難しさが表れています。

  • 相手に求められる自分
  • 本当の自分

そのズレが、関係を壊してしまうこともある。

恋愛とは、ただ好きなだけでは続かないもの。

そんな現実が感じられます。

■思い出に引き戻される瞬間

忘れたはずなのに街角よく似てる あなたの香りに思いが揺れる

人は完全に忘れることはできません。

ふとした瞬間に、

記憶が蘇る。

  • 香り
  • 景色
  • 季節

それらが、過去の恋を呼び戻してしまう。

この歌は、そのリアルな感情を丁寧に描いています。

■それでも忘れられない存在

あなただけがいつの日もいつまでも 僕の道標

ここで、この曲の本当の意味が明らかになります。

この恋は終わっている。

しかし、その存在は消えない。

むしろ

👉 人生の指針(道標)になっている

過去の恋が、未来の自分を支えている。

それが、この曲の深さです。

■“逢いたい三部作”の中での位置

「Way of Difference」では、別れと選択。

「またここであいましょう」では、再会の約束。

そしてこの「逢いたい気持ち」では、

それでも消えない想いが描かれています。

三部作の中でも、この曲は最も内面的で、

感情の深い部分に触れているように感じます。

■まとめ

「逢いたい気持ち」は、ただの失恋ソングではありません。

それは

  • 忘れられない愛
  • 時間が経っても消えない想い
  • 人生に影響を与え続ける存在

を描いた、非常に人間らしい楽曲です。


あなたにとって“忘れられない人”は、どんな存在ですか?

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