第56回|GLAY「SHUTTER SPEEDSのテーマ」歌詞考察|衝動で生きるしかない時代の“リアル”

GLAY

「SHUTTER SPEEDSのテーマ」は、1996年11月18日にリリースされたGLAYのメジャー3作目のアルバム『BELOVED』に収録された楽曲です。

作詞はTAKUROさん、作曲はJIROさん。

JIROさんのボーカルが印象的な、疾走感あふれるパンク・ロックナンバーです。

タイトルの「SHUTTER SPEEDS」は、“瞬間”や“刹那”を切り取るようなスピード感を連想させます。

この曲はまさに、一瞬一瞬を衝動で生きる若者のリアルを描いた楽曲のように感じます。

■騒がしくもリアルな日常

Hey Man 乱痴気騒ぎ 人を巻き込んで ヨリを戻したんだって 人騒がせな!

この曲は、いきなり勢いのある言葉で始まります。

恋愛、喧嘩、復縁。

日常の中で繰り返される騒がしい出来事。

一見くだらないようでいて、それもまた人生の一部。

この歌には、そんなリアルな人間模様が描かれています。

■理想と現実のギャップ

求められるタフなBODY 金なんかもあれば BETTER

ここでは、社会が求める“理想像”が語られています。

  • 強さ
  • お金
  • 成功

しかし現実はそう簡単ではありません。

理想と現実の間で揺れながら、人は生きています。

■問いかけられる人生

WHO GET REAL THING?

SUCCESS LIFE?

このフレーズは、この曲の核です。

「本物を手に入れるのは誰か?」

「成功した人生とは何か?」

答えは示されません。

だからこそ、この歌は聴く人に問いかけてきます。

■衝動的な愛と人生

ピストルを手に彼女のHEARTを撃て

非常に攻撃的な表現ですが、これは比喩的なものです。

恋愛も人生も、

時には理屈ではなく、衝動で動くしかない瞬間があります。

この曲は、そんな危うさも含めて、人間の本質を描いているように感じます。

■繰り返される過ち

歳を重ねても 同じ過ちをくり返す

人は成長しても、同じ失敗を繰り返してしまうことがあります。

それは弱さでもあり、

同時に人間らしさでもあります。

この歌は、その現実を否定するのではなく、

そのまま受け入れているように感じます。

■“イチかバチか”の人生

イチかバチかの 人生ゲームだ

人生には、確実な答えはありません。

どれだけ考えても、

最後は選ぶしかない。

その選択が正しいかどうかは、

誰にもわからない。

だからこそ、この曲は言います。

人生は“イチかバチか”だと。

■瞬間を生きるということ

yeah SHUTTER SPEEDS

この言葉には、

“今この瞬間を切り取って生きる”という意味が込められているように感じます。

過去でも未来でもなく、

今この瞬間。

それを全力で生きることが、

この曲のメッセージなのかもしれません。

■まとめ

「SHUTTER SPEEDSのテーマ」は、

若さゆえの衝動や葛藤、そして不完全な人生をそのまま描いた楽曲です。

完璧ではないからこそ、

迷いながらでも進むしかない。

そんな人間のリアルが、この歌には詰まっているのではないでしょうか。


あなたにとって“イチかバチかの選択”は、どんな瞬間に訪れますか?

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