第52回|GLAY「MERMAID」歌詞考察|混乱する時代を撃ち抜く“衝動”と覚悟のロック

GLAY

「MERMAID」は、2000年7月19日にリリースされたGLAYの19枚目のシングルです。

ノンタイアップながら、同週発売のL’Arc〜en〜Ciel「STAY AWAY」、サザンオールスターズ「HOTEL PACIFIC」といった強力な作品を抑えてオリコン1位を獲得した楽曲でもあります。

作詞・作曲はTAKUROさん。

GLAYの楽曲の中でも特にロック色が強く、社会への怒りや時代への違和感、そしてそこから抜け出そうとする衝動が描かれた楽曲です。

■社会への違和感から始まる歌

イラだつNEWS 冷めた耳に突き刺さる 美辞麗句の裏の嘘が暴かれる

この曲は、社会への怒りとも言える歌詞から始まります。

ニュースで流れる言葉、政治や社会の建前。

しかしその裏側には、嘘や矛盾が隠れている。

2000年前後は日本社会が大きく揺れていた時代でもあり、

TAKUROさんはその空気を敏感に感じ取っていたのかもしれません。

■不安と孤独の夜

訳も無くまた俺は夜に震えてる

社会の不安や矛盾を感じると、人は自分の存在まで揺らいでしまうことがあります。

なぜこんな世界なのか。

自分はどう生きればいいのか。

その答えが見つからない夜に、人は孤独を感じてしまうのかもしれません。

■衝動的に生きるという選択

今は 安らげる場所に背を向けて スリルを動脈に打て

この歌詞はとてもロック的です。

安全な場所に留まるのではなく、

あえて危険な場所へ飛び込む。

つまり、

守られた人生ではなく、自分で切り開く人生を選ぶというメッセージのようにも感じられます。

■胸に眠る“武器”

胸に眠る武器をとれ 合図で天国を撃て

ここで語られる「武器」は、実際の武器ではありません。

それは

  • 意志
  • 信念
  • 情熱

といった、人間の内側にある力の象徴のように感じます。

人生の中で本当に必要なのは、外側の武器ではなく、

自分の中にある覚悟なのかもしれません。

■胸に眠る“武器”

胸に眠る武器をとれ 合図で天国を撃て

ここで語られる「武器」は、実際の武器ではありません。

それは

  • 意志
  • 信念
  • 情熱

といった、人間の内側にある力の象徴のように感じます。

人生の中で本当に必要なのは、外側の武器ではなく、

自分の中にある覚悟なのかもしれません。

■それでも願う幸せ

そして俺が正気をなくしても LET ME LIVE

ふり返り 微笑む夜明けに 幸せであればと願う

この部分は、この曲の中でもとても人間らしい歌詞です。

衝動的に生きて、傷つくこともある。

それでも最後には、ただ幸せを願っている。

激しいロックの中にも、

人間の弱さや願いが描かれているところが、GLAYらしい魅力なのかもしれません。

■まとめ

「MERMAID」は、社会の矛盾や不安を感じながらも、それでも自分の意志で生きていこうとする人間の姿を描いた楽曲です。

怒りや衝動だけではなく、その奥には

未来への希望や自由への願いが込められているのではないでしょうか。


あなたにとって「MERMAID」という曲は、どんな時代や感情を思い浮かべますか?

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