第15回目GLAY歌詞考察|「生きてく強さ」に込められた“都会の中で自分を見つける旅”シン君が語るGLAY曲の魅力

GLAY

❖ はじめに

「生きてく強さ」は、GLAYが1995年11月8日にリリースしたメジャーシングル7枚目

GLAY楽曲の中でも、

とびきりストレートなメッセージを放つ一曲。

現代社会に生きる私たちが、

“どこか置いてけぼりにされてる気がする日常”の中で、

それでも前を向いて歩いていく強さを歌ったように感じます。

❖ 都会に埋もれる「何かが違う」

歌い出しにあるこの一節:

セピアの色に染まれ 悲しむ事の全て いつの日からだろう 夢に置いてかれてくのは

ここで描かれているのは、

都会の喧騒に紛れて「夢を見失った自分」。

「指の隙間を空しさだけが擦り抜けてく」

という表現は、手の中にあったはずの夢や希望が、

自分でも気づかぬうちに消えていった喪失感を感じさせます。

❖ 「前向きな心」は誰にでもある

前向きな心があれば oh… どんな時だって さりげなく やさしさつかまえて

ここに込められているのは、

“環境や時代がどうであれ、自分の心ひとつで変われる”という希望。

GLAYの歌詞の特徴でもある

「優しさ=強さ」のメッセージが、ここでも語られているんです。

❖ 愛に生きる覚悟と再起のメッセージ

生きてく強さを重ね合わせ 愛に生きる 努力が実れば そうたやすく もう迷わない

このサビはまさに、“生きる力の賛歌”。

“努力”と“愛”という二つのキーワードが並ぶことで、

「ただ前を向く」だけでなく

「誰かを思いやる力=愛」こそが、

生きていく中でのブレない軸になると教えてくれているようです。

❖ 「何かが違う…」に気づいたら

「何かが違う…」 それだけは良く分かっている その気になれば どうにか何とかなる街で

このフレーズが響くのは、

“我慢して、流されて、でも諦めきれない”人たちへのエール。

都会で必死に働いて、何かに追われて、

「本当にこのままでいいの?」とふと思う瞬間。

GLAYは「それでいいんだよ」と、

ちゃんと気づいている自分を信じていいと背中を押してくれています。

❖ 「P.S 今、あなたを迎えに行く。」の意味

最後に添えられた一言:

P.S 今、あなたを迎えに行く。

これは、まるで手紙のような締めくくり。

孤独に生きていた“自分自身”や“誰か大切な人”に、

「今からでも遅くない。もう一度、向き合うよ」という

GLAY流のラブレターにも感じられます。

❖ まとめ

「生きてく強さ」は、

都会のリアルに疲れた私たちへ向けた、GLAYからの処方箋。

「誰かと比べないでいい」「夢を見失ってもいい」

でも「諦めない心と、愛を信じる力」があれば、

もう“迷わない”──そう語りかけてくれているようです。

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