第13回目GLAY歌詞考察|「BE WITH YOU」に込められた、“本当の優しさ”と“愛のかたち”シン君が語るGLAY曲の魅力

GLAY

GLAYが1998年11月25日にリリースした、メジャー15作目のミリオンセラーシングル曲。

「BE WITH YOU」は、GLAYの中でも特に温かく、深い“愛”を描いた一曲。

情熱や衝動ではなく、寄り添い、支え合い、許し合う愛。

それは、GLAYだからこそ表現できる“愛の成熟”でもあります。

シンプルなラブソングのように聴こえながら、歌詞には人生・絆・孤独・不安・赦しといった、重くてリアルなテーマが散りばめられています。

■ 幸せは、いつも気づきにくい

「幸せは多分なにげなくて 満たされた時は顔を隠す」

「あなたに会えた事…幸せの後先」

幸せって、振り返ってようやくわかるもの。

その瞬間には“当たり前”として通り過ぎてしまう。

この歌の語り手は、自分の人生の中で、あなた(=愛する人)に出会ったことの意味を、静かに噛みしめている。

「幸せの後先」という言葉が、過去と未来の交差点に立つ今の彼を映し出しています。

■ 愛することで見えてくる“弱さ”の美しさ

「誰も独りでは生きられぬ弱さが愛しくて」

「あなたを愛する喜びと苦しみを包み込む様な生命のきらめき」

GLAYが描く「愛」は、“強くなるための手段”ではなく、

弱さごと受け止めあえる関係。

人は孤独を恐れ、不安に迷い、愛を失うことに怯える。

でも、そんな“弱さ”こそが、人間らしさであり、誰かと繋がる理由なんだと、TAKUROさんは綴っているんだと思います。

■ “夢の途中”で交わす、言葉にならない約束

「思い通りに行かない日々は 優しさを忘れた自分がいる」

「今はまだそう夢の途中と 言い聞かせては眠りについた」

人生はうまくいかないことの連続で、

そのたびに誰かに優しくできなくなる自分がいる。

でもそれでもいい、今は“夢の途中”。

完成された人間じゃないからこそ、寄り添い合うことができる。

この歌詞から伝わってくるのは、未熟なままでも誰かと生きていこうとする勇気です。

■ そして、「あなたの愛になりたい」

「あなたに会えた事 幸せの後先」

「そして あなたの愛になりたいと思うよ」

歌の最後に語られるのは、強い意志。

これまでの感謝や迷い、不安や葛藤すべてを受け止めたうえで、「あなたの愛になりたい」と願う。

これは恋愛のゴールではなく、“生きる目的”のような愛の宣言です。

■ おわりに:GLAYがくれた、愛の再定義

「BE WITH YOU」は、派手さのないラブソングかもしれない。

だけど、心の深い場所に染み込むような温かさと、人生に寄り添ってくれるリアリティがある。

それは、GLAYが歌い続けてくれた時間の厚みでもあり、

私たちリスナーの“人生の景色”に寄り添ってくれる、大切な一曲だと思います。

あなたにとっての“愛”とはなんですか?

“誰かの愛になる”という生き方、あなたはどう受け止めましたか?

この曲を聴いたあとの静かな余韻こそが、GLAYの本質かもしれません。



あなたの心にもGLAYの「愛」が届きますように

■ ハッピースウィング情報

こんなGLAY話、良かったらハピスイで一緒にしませんか?

名古屋・栄 GLAY BARハッピースウィングで、お待ちしてます。

ホームページはこちら

名古屋GLAYコンセプトBAR ハッピースウィング
GLAY BAR ハッピースウィングホームページ

▶ X / Instagram も更新中!

Twitter:https://twitter.com/GLAYBAR_HS

X

Instagram:https://www.instagram.com/glaybar_happy_swing

Instagram

コメント

タイトルとURLをコピーしました