GLAYが1998年11月25日にリリースした、メジャー15作目のミリオンセラーシングル曲。
「BE WITH YOU」は、GLAYの中でも特に温かく、深い“愛”を描いた一曲。
情熱や衝動ではなく、寄り添い、支え合い、許し合う愛。
それは、GLAYだからこそ表現できる“愛の成熟”でもあります。
シンプルなラブソングのように聴こえながら、歌詞には人生・絆・孤独・不安・赦しといった、重くてリアルなテーマが散りばめられています。
目次
■ 幸せは、いつも気づきにくい
「幸せは多分なにげなくて 満たされた時は顔を隠す」
「あなたに会えた事…幸せの後先」
幸せって、振り返ってようやくわかるもの。
その瞬間には“当たり前”として通り過ぎてしまう。
この歌の語り手は、自分の人生の中で、あなた(=愛する人)に出会ったことの意味を、静かに噛みしめている。
「幸せの後先」という言葉が、過去と未来の交差点に立つ今の彼を映し出しています。
■ 愛することで見えてくる“弱さ”の美しさ
「誰も独りでは生きられぬ弱さが愛しくて」
「あなたを愛する喜びと苦しみを包み込む様な生命のきらめき」
GLAYが描く「愛」は、“強くなるための手段”ではなく、
弱さごと受け止めあえる関係。
人は孤独を恐れ、不安に迷い、愛を失うことに怯える。
でも、そんな“弱さ”こそが、人間らしさであり、誰かと繋がる理由なんだと、TAKUROさんは綴っているんだと思います。
■ “夢の途中”で交わす、言葉にならない約束
「思い通りに行かない日々は 優しさを忘れた自分がいる」
「今はまだそう夢の途中と 言い聞かせては眠りについた」
人生はうまくいかないことの連続で、
そのたびに誰かに優しくできなくなる自分がいる。
でもそれでもいい、今は“夢の途中”。
完成された人間じゃないからこそ、寄り添い合うことができる。
この歌詞から伝わってくるのは、未熟なままでも誰かと生きていこうとする勇気です。
■ そして、「あなたの愛になりたい」
「あなたに会えた事 幸せの後先」
「そして あなたの愛になりたいと思うよ」
歌の最後に語られるのは、強い意志。
これまでの感謝や迷い、不安や葛藤すべてを受け止めたうえで、「あなたの愛になりたい」と願う。
これは恋愛のゴールではなく、“生きる目的”のような愛の宣言です。
■ おわりに:GLAYがくれた、愛の再定義
「BE WITH YOU」は、派手さのないラブソングかもしれない。
だけど、心の深い場所に染み込むような温かさと、人生に寄り添ってくれるリアリティがある。
それは、GLAYが歌い続けてくれた時間の厚みでもあり、
私たちリスナーの“人生の景色”に寄り添ってくれる、大切な一曲だと思います。
あなたにとっての“愛”とはなんですか?
“誰かの愛になる”という生き方、あなたはどう受け止めましたか?
この曲を聴いたあとの静かな余韻こそが、GLAYの本質かもしれません。
あなたの心にもGLAYの「愛」が届きますように
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