第54回|GLAY「またここであいましょう」歌詞考察|再会を信じて生きる人へ贈る約束の歌

GLAY

「またここであいましょう」は、2002年7月24日にリリースされたGLAYの26枚目のシングルです。

作詞・作曲はTAKUROさん。

この曲は「逢いたい気持ち」との2週連続シングルリリースの第1弾として発表され、日本航空「JAL NEW CHINA」CMソングとしても使用されました。

派手なロック曲ではありませんが、この曲にはTAKUROさんらしい

“人と人がまた出会うことへの希望”が静かに描かれています。

タイトルの「またここであいましょう」は、別れの言葉のようでいて、実は再会の約束でもあります。

■再会を約束する言葉

逢いたくなったらまたここへ来てよ ねえ 

何気ない会話のふしぶしにある 温もりに気付くから

この歌の主人公は、相手に「またここへ来て」と語りかけています。

それは特別な場所ではなく、

おそらく二人が共有してきた思い出の場所なのでしょう。

人は日々の生活の中で、何気ない会話や小さな出来事の中にある温もりに気付かないまま過ごしてしまうことがあります。

しかし、離れてみて初めて気付くこともある。

だからこそ主人公は言います。

逢いたくなったら、またここへ来て。

それはとても優しく、そして切ない言葉です。

■都会の孤独

にぎやかな街はすぐに黄昏を気取るよ 曇りがち瞳抱え いつまでも座りこんでいた

賑やかな街にいても、人は孤独を感じることがあります。

都会には人が溢れているのに、

心の居場所が見つからない。

この歌にはそんな都市の孤独感が描かれています。

■うまくいかない日々

行き場のない恋 ショボイ毎日 汗まみれのシャツで 

窓の向こうにはかすかだけれど 春の匂いがした

この部分には、人生のリアルな苦しさが表れています。

  • 恋もうまくいかない
  • 毎日も冴えない
  • 夢も見えない

それでも窓の外には「春の匂い」がする。

つまり、どんなに苦しい日々でも

希望は完全には消えていないということです。

■夢と現実の狭間

白いままの地図 誓ったあの日に会わせる顔がない

ここはとても胸に刺さる歌詞です。

若い頃は、夢や未来を信じて誓い合うことがあります。

しかし現実の中で、思うように生きられない時もある。

その時、人は思います。

「今の自分では、あの日の約束に顔向けできない」

この歌は、そんな人生の葛藤も描いています。

■それでも守りたい人

泣きたくなったら 悲しくなったら 街は青 君の事傷付けてる全てから 僕が守るから

ここで歌の雰囲気が大きく変わります。

それまで迷いや孤独を語っていた主人公が、

初めて強い言葉を口にします。

「僕が守るから」

これは恋人かもしれないし、

大切な友人かもしれません。

どちらにしても、この歌は

誰かを守りたいという決意に辿り着きます。

■再会という希望

逢いたくなったら また逢いに行くよ

この歌の最後は、とてもシンプルな言葉で終わります。

それは約束でもあり、願いでもあります。

人は人生の中で、たくさんの別れを経験します。

しかし、本当に大切な人とは、いつかまた出会う。

その希望を信じることが、

この曲のテーマなのかもしれません。

■まとめ

「またここであいましょう」は、

派手なドラマがある曲ではありません。

しかしその分、

日常の中にある

  • 孤独
  • 希望
  • 再会

をとても優しく描いた楽曲です。

人生の中で離れてしまった人や、

もう会えなくなった人を思い出した時、

この歌はそっと寄り添ってくれるのではないでしょうか。


あなたにとって「またここであいましょう」と言える場所はありますか?

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