第14回目GLAY歌詞考察|「彼女の“Modern…”」の裏にある“冷めた時代”を泳ぐ彼女の真実”シン君が語るGLAY曲の魅力

GLAY

🖤現代(Modern)を泳ぎ切る「彼女」の矛盾と虚無

「ダイスで決める1日の予定を無視して始まる朝」——

この導入から、彼女の“モダンな生き方”は始まる。でもそこには、自分の意思で自由に生きているようで、どこかコントロール不能な不安定さが感じられる。

寂しがり屋の朝ひどいめまいのKISSでお目覚め

ここにあるのは、快楽と孤独の隣り合わせ。まるで「刺激でしか愛を感じられない」ような女性像。

だけどそれは決して一面的じゃなく、現代に生きる多くの人が抱える“心の空洞”を象徴しているようにも思える。

⚡愛=刺激?「皮肉なメカニズム」の正体

特別な愛と勘違い 真夜中にTELで確かめる 留守電にKICK! 皮肉なメカニズム

ここが核心のひとつ。

愛されていると思いたくて、確認せずにいられない——だけど本気の愛じゃない可能性も薄々わかっている。

それでも「刺激」が欲しい。そんな矛盾した恋愛は、「皮肉なメカニズム」と表現される。

🎭彼女の行動=“演じる”こと?

内緒のEYES パントマイムでJOKE

パントマイム=声を出さない演技。

これはつまり、本音を見せずに演じている彼女の姿を表しているように感じる。「愛してる」とは言わない、「本気」も見せない——でも、どこかで“本物の何か”を探している。

💣誘惑と虚無のループ

誘惑に弱い君だから 愛を殴って夢を蹴る 快楽もいいけど 何が残るの?

これはすごく深いよね。

彼女が求めるのは刹那的な快楽——だけど、それが終わった後に残るものの“空っぽさ”に、気づいてしまっている。

限りなくウソに近づいてはBANG

「BANG」は破裂音であり、崩壊や爆発の象徴。限界までウソを抱えて生きていたものが、ある日、崩壊してしまう……そんな暗示も感じられる。

🗼都会と孤独の縮図=S・D・R

摩天楼にダイブ 孤独を抱き締める 君の“S・D・R” (セックス・ドラッグ・ロックンロール)

ここは明らかに都会の虚無と刺激依存を描いてるね。

セックス、ドラッグ、ロックンロール——それらは「自由の象徴」でもあるけど、同時に「孤独の隠れ蓑」にもなる。

👠裸足のままドレスを着る=生のまま“装って”いる彼女

君はドレスに 裸足のままで 奇跡の海を華麗に泳ぐ

この表現、すごく象徴的。

ドレス=社会的に求められる“女性らしさ”

裸足=むき出しの本音・傷つきやすさ

つまり彼女は、「華やかな外見」で世の中を泳いでいるけど、心の中はずっと裸足のまま、痛みを感じながら生きてるんだよね。

🎤結論:「彼女の“Modern…”」が突きつける、私たちのリアル

この楽曲は、一人の女性を描きながらも、“現代を生きる私たち全員”の姿を投影しているように感じるよ。

愛がわからなくなる夜

快楽に逃げたくなる衝動

孤独を演じてごまかす毎日

そんな自分を「冷めた時代」と言い訳しながら、でもどこかで、ちゃんと“愛”を求めてる——

GLAYはこの曲で、「愛とは何か」を失っていく時代の、ほんの少しの希望を描こうとしたのかもしれないね。

この考察を読んで、あなたの中の「Modern」が少しでも動いたなら嬉しいな。

次回もお楽しみに!

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